ワニとメイドさん (鰐皮でDDdy用乳袋メイド服を作る試み)

今回は普通にメイドさんの衣装、もとい武装、むしろ兵装、つまりメイド服の製作です♪

DSCN8959.jpg

ほら、普通のメイド服・・・じゃない、だと・・・!?

エプロンは普通の布で制作していますが、ワンピース部分はワニ皮で制作しています。
DSCN8933.jpgDSCN8950.jpg
ワニ皮は基本的に胴体の広く平らな部分が鞄や財布などの製品に利用され、面積が狭く、癖のある脚の付け根や尻尾部分は、ハギレとして革専門店などに流されるので、今回はそれを利用してメイドさんのワンピースを制作しました。

ハギレですが、他の牛や羊などの革よりはだいぶ高価で、しかも小さめ、形に癖が有る(平面に出来ない形状で有ったりする)ので非常に使いづらい素材ですが、1/3ドールの胴体の太さがワニの脚の太さに似ている場合、ドールの体に巻いてみたりすると、上手くフィットする事も稀に有りますが、そういう革に出会うのは本当に稀ですし、あったとしても、ドールの衣装にするまでに型押ししたり、形状を固定したり貼り合わせたりめんどくさい工程がわんさかです・・・

DSCN8947.jpg
DSCN8910.jpg

エプロン+ヘッドドレス部分は麻布+平べったい麻紐、レースだけの簡単な作りです。あとハトメで穴を補強していますが・・・
ドール用のメイドエプロンの製作方法などは、様々な所で紹介されていますが、面倒な胸部分を諦めて肩ひもやヘッドドレスの本体部分を市販の平べったい紐にすると、かなり簡単というか、時間をかけないでも製作が可能です。このメイドエプロンの場合、布を切って使っているのは、腹部分の帯状の部分と、前掛けの丸い部分だけだったので、特に型紙など作らないで目分量で作ってしまっています。



ここからはワンピースの紹介です。


DSCN8894.jpg
DSCN8896.jpg
全体像はこんな感じです。

お気づきかもしれませんが、胸部分が・・・エプロンの締め付けが無くなったと言うのに形が変わっていません。つまりどういう事か?

漫画など表現に乳袋というものが有りますが、あれは立体縫製だとか、ゴムの様な特殊な素材だから、胸のラインにぴったり吸いついたよう形になるのだ、ななどと考察されていますが、どちらにしても2次元の世界だけに存在するもので、現実世界には存在しえない物として議論されています。所謂だまし絵のような存在として・・・

若しくは、描き手の技術不足から、ああいった(基本の裸デッサンの上に服の模様を描きたすだけだから服の皺などを表現するより簡単であるという説から)表現に成るという論調までありますが、さて、それはどうでしょう?

2次元作家の表現の未熟さだけが乳袋をめぐる2次元と3次元の不一致問題の全てなのでしょうか?確かにそういう側面は有るかもしれません、しかし逆に考えてみれば、2次元に有る物を3次元で再現していない(むしろ再現できないと最初から諦めて努力をしていない)という見方もあるんじゃないでしょうか?

つまり乳袋をめぐる問題は、「2次元の表現の未熟さ」にだけ帰結するべきではなく「三次元の側の、乳袋再現の怠慢」の観点からも論じなければいけない問題なのではないかと・・・

それに、何より、何の為のDDdy素体なのでしょうか?ボディラインを活かさなければ、何のためにDDdyをお迎えする意味が有るんだろうか?そういう哲学的、実存的問題に立ち向かう為にも、乳袋装備の製作は必須と言っても過言ではありません。



DSCN8907.jpg
さて、ここからはネタばらしです。

千葉DOLL工房では、以前も金属鎧や、レザー装備などで所謂おっぱいアーマー的な物を作ってきたりもしましたが、今回は何時もの様な、ペーパークラフトの要領で段階に分けて球形を作っていくという方法では無く、もうちょっと力技でこの形状を作っています。

DSCN8828.jpg
制作風景です。革は十分に水にぬらして型に当てて乾かす事で、有る程度形を定着させる事が出来ます。普通の平面の革では限界が有りますが、丁度、元々ふくらみのあるワニ皮が手に入ったので水にぬらしてDDdy素体に当ててガチガチに固定したうえで、乾かして行くと・・・

DSCN8835.jpg
こういった具合に、胸の形を革でトレースする事が出来ます。あとは形を定着させるために裏面の処理などしたりしますが、こういう作業を、腕やウエストの部分なども同様にしてゆく事で、ドールの体型にフィットした服が制作可能です。

又、スカート部分は体型に左右されないので円錐状になるように革をパッチワークの様に貼り合わせてゆきます。

革製なので、ペチコートなどを装着しなくても、横から観た際に、円錐形を維持できるのが強みです。

DSCN8851.jpg
DSCN8916.jpg

革製なので、有る程度の可動の自由も有ります。

DSCN8858.jpg

あと、ワンピースと名乗って来ましたが、実はタンクトップ・袖・スカートは独立していて、スリーピースです。

袖部分は袖だけでなく背中や胸元の装甲なども含まれます。

今回、装着に関しましては、ボディラインを活かしたかったので、薄型のマジックテープを内蔵するような形にしています。


DSCN8869.jpg
中心部であるタンクトップ単品の状態です。胸部分だけでなく、ウエスト部分の曲線にも合わせて、革を型押ししたり組みあわせています。

DSCN8874.jpg
前方はアンダーバストの部分で間接的に革を繋いで居る感じなので、裾の部分は下に穿くズボンやスカートの厚さに合わせて、有る程度広がるような設計に成っています。


DSCN8880.jpg
茶色い柔らかめの革の部分の裏側にマジックテープが仕込んであります。


DSCN8883.jpg
横から見ると、どの程度胸にフィットしているかが如実に解りますね♪


DSCN8956.jpg

と言う訳で、ワニ皮メイド服の紹介でした。



次回予告

奴らが・・・

奴らが来る・・・

奴らが帰ってくるっ!!

DSCN8974.jpg
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

次回、シルバニア戦国時代到来!!


Coming Soon(゚▽゚*)ノ
スポンサーサイト

テーマ : ドルフィードリーム
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

千葉DOLL工房

Author:千葉DOLL工房
ドール用品制作ディーラー千葉DOLL工房のブログです。

1/3や1/6ドールの装備や鎧や服を、革や金属や布で作っています。ここではイベント参加の予定や出店物などの紹介をしています。
作品を詳しくご覧に成りたい場合は千葉DOLL工房倉庫に過去作品なども全て掲載していますのでよろしくお願いします。

メールフォーム
ご意見、ご感想、お問い合わせはこちらから↓

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
★予定表★
・2017/4/23I・DOLL東京 L19 ・2017/5/4ドールショウ浅草 6E-08 ・2017/6/18AKガーデン、出店申し込み済み
Twitter
リンク
アクセスカウンター
ブログ内検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR