リトルプーリップにオビツ11を移植

ドール趣味に関わってハマって出られなく成る状態の事を「ドール沼」と言う場合が最近は多いですね。確かに底なし沼と言っても過言ではありません。

ただ、私が思うに、ドール趣味というやつは、なかなか始めづらい、というのがタガに成るので普通に暮らしている分にはドール沼にはまる事は少ないでしょう。

「ドールは始めづらい趣味」で有るのは様々な理由が有ると思います。まず、男性だと普通に人形遊びとかしづらいというのも有りますし、目立たずやるにしても、完成品ドールは割と高額だし、パーツから一から組み立てていくのは技術が必要などという事も有るでしょう。

特に私の様に昔からプラモデルばっかりやっていた人間としては、ホビー誌の後ろ方に載っている、美少女フィギアとか、ドールとかの広告を観ているうちに欲しくてたまらなく成る事が有りますが、上記の理由であきらめてしまう方も多いと思います。

ただ、プラモデルをやっているような人であれば、割とドールは安価に導入しやすいと思いますので、そのアドバイスとして今回の記事を書いていければと思います。


まず、ドールを始める場合、知っておきたいのはドールの種類です。1/3と1/6が主力で、1/3はかなり高価です。1/6と1/3は単純に身長が2倍に成るとは言っても、容積は8倍なので、材料費も8倍以上?なのか、物によっては金額も10倍くらいだったりします。

ただ、逆に1/6サイズで有れば、割と安価に手に入るので、金額面でのネックは減ります。洋服もセットの完成品でも一万円もしない物がいくつもありますし、素体からカスタムしていく形式で有れば、更に安く済みます。

しかしここで問題は「頭」の問題です。1/6素体だと主流のオビツ社製品だと1000円台後半~3000円弱くらいで、関節フル可動の優秀な物が手に入りますが、どんなに体部分が安価に手に入っても、メイク済みのヘッドは素体よりもずっと高いのが普通です。

プラモなどの塗層が得意な人であれば、メイクのしていない植毛ヘッド(1000くらい)に自前のラッカーで顔を書けばOKですが、絵ごころの無い人には厳しいのが事実。

そんな方にお勧めなのが今回の改造です。(前置きが凄く長く成りすみません…)

DSCN3243.jpg
今回購入したのは、オビツ11とリトルプーリップという完成品ドールの素体です。リトルプーリップは様々な種類が有りますので、自分の好みの顔の子を選ぶと良いでしょう。フルセットでもそんなに高く無いですが、秋葉原のラジオ会館の宇宙船などの店では、このように素体単品で更に安価に手に入ります。

私も前からヤマネヘッドは気に成っていて、オビツ11素体にも興味が有ったので丁度どちらも安かったので手に入れました。両方で3000円強くらいなので、ネンドロイドくらいの出費と思えば痛く無いですね。

余談ですが、こういった入れ目系ヘッドを1/6サイズで一から作ろうとすると、自分で眉毛とか、まつ毛を描けない場合、PARABOXというショップでソフビ製の入れ目ヘッド(メイク済み)が2000円くらいで売っています。それに目玉(安くても500円以上)ウイッグ(安くても1000円以上)を合わせているとかなりの金額に成ったりします。

又、もっとアニメっぽい頭がいい!という方用には、レジャーニャというメーカーでオビツ素体対応のPVC製のヘッドが単品で売ってたりしますが、5000円くらいします。他にもアイデカールというシールでメイクを済ます事も可能ですが、オビツ11の場合は、余っているネンドロイドの頭を改造してくっつける人もいるようですね。


さて脱線しましたがここからが改造です。

他のサイト様でオビツ11+リトプリの改造は幾つか取りあげられていますが、私の改造方法はプラモ経験者向けの物だと思ってください。

あと、改造はパソコンでも機械でも、ドールでも自己責任で行ってください、そのあたりは値段を安く済ませられる半面覚悟が必要です。人は何かの犠牲無しでは何も得られ無いメゾットです。

なので、これから載せる方法もあくまで一例であって、参考までにして下さい。こうすれば絶対成功すると言う訳では無いので、失敗しても私は責任取れません。

ただ、この方法は、一応元々のドールパーツを切断したり削ったりする訳では無いので、調子悪そうなら元々の形に戻す事もある程度は可能です。

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まず、リトプリの髪の毛はウイッグ形式ですが、プラ用接着剤で接続されています。写真の様にマイナスドライバーで引きはがしていきます。

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髪の毛を外した状態です。表面が接着剤による変形のせいで綺麗じゃ無いので、やすりがけに自身が有る方はそうした方が良いかもですが、別に髪の毛を乗せれば隠れるので放置でも良いと思います。

後頭部の穴の奥にネジが有るのでそれを緩めると分解する事が出来ます。

DSCN3248.jpg
内部構造です。

DSCN3249.jpg
接続部には市販のポリボールなどを使うと便利だと思います。

DSCN3252.jpg
ポリボールに4mmくらいの穴をピンバイスで空けるとこんな感じでオビツ11の首のパーツにはめる事が出来ます。最初から4ミリの穴を空けてしまうとぶかぶかに成る可能性もあるので、少し小さく穴を空けておいて削って調整していくのがいいと思います。

DSCN3253.jpg
リトプリの首の基部のパーツのネジを外してデフォルトの体の代りに、ポリボールをあてがいます。だいたい6~7ミリくらいの直径のボールなら上手く収まります。ただ、正確な大きさは精密なノギスが無いので解らないので少し大きめのポリボールを、様子を見ながら削って行くのがいいと思います。

精密なノギスが有る方は、デフォルトの体のボール部分を計測して、その大きさと同じくらいのポリボールを選べば楽だと思います。ただ、ポリは弾力があるので、そのあたりも考慮に入れて調節した方がいいですね。要はプラモの関節と同じです。

DSCN3257.jpg
うまくポリボールが収まれば、再び首のパーツをネジで締めます。

DSCN3254.jpg
前から見るとこんな感じです。そんなに目立たないです。

DSCN3258.jpg
頭の蓋を閉めても、リトプリのウイッグは接着しないとずりおちやすいので、もう一度接着し直すか、図のようにドール用品店などで売っている薄手のマジツクテープを頭とウイッグの裏に貼ると、ウイッグもずれず、メンテナンス性もあるので良いと思います。

DSCN3260.jpg
完成するとこんな感じです。

これで、オビツ11メイク済みドールのお迎え完了です。

リトプリは安価で可愛いですが、可動範囲が少ないので、プラモをやってきた者にとっては、オビツ素体などのフル可動素体と合わせると理想の素体に近くなると思います。オビツ素体は首の構造が似ている物が多いので、この改造方法を応用すれば、他のサイズの素体にも対応できるかもしれませんね。


しかし、この後が割と問題・・・私は裁縫が出来るので、これ以上お金が余りかかりませんが、裁縫が出来ない方は、お店で服を買うか、周りの裁縫出来る人に頼むか・・・

どちらにせよ、手間もお金もかかるのがドール沼というものですね!
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テーマ : 1/6ドール
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